1949-08-27 第5回国会 参議院 議院運営委員会 閉会後第6号
補正予算を組むにしても、國会というものを開いておつて、國会活動が十分に動かせるようにして置いて、そのまつただ中で予算をお組みになる方がいい。その予算を組むまでの間法案の審議をやつておる。ともかくも國会を開くということは、今の社会不安を落着かせる意味において、國民を安心させる上においても、國会を早く開かなければならんというようなことを勘案して、八月二十五日ということを我々は主張した。
補正予算を組むにしても、國会というものを開いておつて、國会活動が十分に動かせるようにして置いて、そのまつただ中で予算をお組みになる方がいい。その予算を組むまでの間法案の審議をやつておる。ともかくも國会を開くということは、今の社会不安を落着かせる意味において、國民を安心させる上においても、國会を早く開かなければならんというようなことを勘案して、八月二十五日ということを我々は主張した。
○林(百)委員 私は登院停止というのは、國会議員として國会活動を行う意味で登院することが正規な登院という意味で、建物に出入りすることは登院でないと思います。だから登院停止は國会に來て、國会議員の資格において正規な活動をするということが登院で、人をたずねて來るとかなんとかは登院でないと思います。それでこれは第五國会で行われたのですから、第五國会が過ぎればこの刑の言い渡しはなくなる。
そういう点法律上の解釈が一定していないようであるが、やはり登院停止ということは、國会の開会中あるいは継続審議中の事項について、國会議員としていわゆる國会活動をするという面において名札を返すとか何とか、そういう登院停止の刑を受けた者がこの建物の中に入つて來ることは、いわゆる神聖な所だからということは了解できるが、こういう建物に権威を考えることは法律的に見て古いのであつて、建物は國民の物である。
その意味は会期不継続の原則というのが國会法第六十八條にございますが、この会期不継続の原則という問題は、そもそも國会法六十八條で生れて來るにつきましては、その根本に國会活動というものについての一つの原則が潜在しておるものであるとして、その原則と申しますのは、やはり國会というものは一定の会期中活動能力を持つておる、会期が終ればそれによつて活動能力を喪失するという建前でできておるのでありますから、その原則
それを考えて、椎熊君の言うように充実した國会活動をするために区切りをつけて、いつまでに政府は政府で万端の準備を整える。われわれも万端の準備を整えるということにしたい。
かように他の省ほいざ知らず、農林省におきまして重ね重ねこういうことが繰返されることは、われわれ國会議員といたしまして、愼重にこれを調査審議いたしまして、かようなことに対するところの理論的根拠をひとつ、鮮明にしておきませんと、今後かかることが一つの先例となりまして、國会活動の機能を失うのおそれありと思うのであります。